会社を辞めてUber Eatsを専業にするなら、先に自分の地域での売上と経費を確かめ、休む月も生活できるかを計算してください。働く時間を選べるのは魅力ですが、会社員の給料と配達の売上は同じものではありません。すぐ一本に絞らず、短時間から試す方法もあります。
会社の時間割や人間関係が合わない人にとって、配達は働き方を変える選択肢です。ここでは転職先の代わりに配達を主な仕事にする場合に、何が変わるのかを説明します。次の就職までの短期間だけ働きたい方は、転職までのつなぎとして配達する方法をご覧ください。
会社員と配達員では、時間とお金の管理が変わる
| 比較すること | 会社勤めから配達へ変えると |
|---|---|
| 働く時間 | 自分で予定を組める一方、注文がある時間と自分の予定を合わせる必要がある |
| 収入 | 毎月の固定給ではなく、注文・地域・稼働状況によって売上が変わる |
| 仕事の費用 | 車両、燃料、整備、通信、装備などを自分で管理する |
| 休むとき | 休業中の生活費や車両の修理費も、自分で備える |
| 人との関わり | 一人で移動する時間が多いが、店舗・注文者・サポートとのやり取りはある |
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、1時間だけ、週末だけといった働き方を公式に案内しています。ただし、時間を長くすれば売上も同じ割合で増えるとは限りません。店での待ち時間や注文がない時間も、仕事に使った時間として数えます。
専業にする前に、よかった日以外の記録を取る
休日の数時間でうまく稼げたからといって、その結果を毎日続けられるとは限りません。可能なら在職中に、勤務先の副業ルールを確認したうえで試します。すでに退職しているなら、生活費の予備を残して小さく始めます。
働いた日の記録
売上・待ち時間を含む時間・経費・疲れ方。平日と週末など、条件の違う日も比べる。
働けない日の備え
体調不良・車両故障・悪天候で休む場合に、家賃や食費を支払えるか確認する。
好調だった一日だけではなく、依頼が少なかった日も残しましょう。売上から経費を引く計算方法を使い、生活費と税・保険料を払ったあとにも余裕があるかを見ます。
「月30万円」「月50万円」より先に決めたい必要額
月の売上目標だけを先に決めると、足りない分を稼働日数で埋める計画になりがちです。まず毎月必要な生活費と、休業時に残しておくお金を出してください。
毎日同じ売上が出る前提や、休みを取らない前提でしか計算が合わないなら、専業にするには余裕が足りません。短期の仕事と組み合わせる、配達は副業にするなど、収入源を分ける方法もあります。
退職後の健康保険と年金は、自分で手続きを確認する
協会けんぽは、退職後の健康保険として任意継続、国民健康保険、家族の健康保険の被扶養者という選択肢を案内しています。加入条件や保険料は同じではないので、今の保険者と自治体に確認しましょう。
出典:協会けんぽ・退職後の健康保険。年金は厚生労働省の退職後の手続き案内も確認できます。
Uber Eats・出前館・ロケットナウは、地域で比べる
サービス名だけで稼ぎやすさを決めず、自分の地域の募集状況と配達条件を調べます。一社で受け取りから受け渡しまで覚えてから、ほかのサービスを比較しても遅くありません。複数サービスで注文を抱えて配達を遅らせる使い方は避けます。
Uber Eatsの準備は登録方法と必要書類から。ロケットナウは登録・対応エリアの案内で確認できます。
会社への退職連絡と、配達の準備は分けて進める
配達を始められる見通しが立っても、上司への連絡が難しい場合があります。その場合は退職の伝え方と相談先を使ってください。すでに退職済みなら代行を利用する必要はなく、配達の登録と生活費の準備を進めます。
まとめ:自由な時間と引き換えに、自分で管理する範囲が増える
配達は、会社員とは違う働き方を選びたい人にとって有力な選択肢です。専業にする判断は、他人の高い売上ではなく、自分の記録と生活費で決めましょう。まず退職後に必要なお金を出し、続けられる時間で試してみてください。
