配達用バイクは、軽さを重視するならアクシスZ、雨具や私物の収納を重視するならリード125がおすすめです。ウーバーイーツ(Uber Eats)や出前館、ロケットナウで使うなら、車両価格に加えて、押し歩きのしやすさ、バッグの固定方法、整備を頼める店まで含めて選びましょう。
ここではアクシスZ、PCX、スーパーカブ110、リード125、ジャイロキャノピーの五車種を比較します。車種によって稼げる金額が決まるわけではありません。免許と予算に合う候補を二台ほどに絞り、実車で確かめましょう。
配達用バイク5車種の選び方
| 車種 | 比較したい特徴 | 実車で見るところ |
|---|---|---|
| ヤマハ アクシスZ | 車両重量100kg、シート下約37.5L | 押し歩き、足つき、キャリアと箱の適合 |
| Honda PCX | 車両重量133kg、シート下30L | 乗り降りのしやすさ、駐輪場所での取り回し |
| Honda スーパーカブ110 | 変速操作とリアキャリアを使う構成 | シフト操作への慣れ、荷物の固定、チェーンの整備 |
| Honda リード125 | シート下37L、車両重量116kg | 雨具などの収納と乗り降りのしやすさ |
| Honda ジャイロキャノピー | 屋根・ワイパー付きの三輪車 | 中古車の整備状態、車体幅、駐輪場所と登録区分 |
1. アクシスZ:軽さと収納を比べたい人に
メーカー公表の車両重量は100kgです。頻繁に駐輪して押し歩く配達では、この重量を比較の出発点にできます。ただし、リアボックスと荷物を載せれば重さや重心は変わります。空車の扱いやすさだけで決めず、箱を付ける位置も確認してください。
シート下の収納は雨具や私物に使う想定です。配達する料理は、清潔な保温・保冷バッグで水平に固定します。アクシスZの公式仕様
2. PCX:乗車姿勢と取り回しを確かめたい人に
PCXはスマートキーと30Lのシート下収納を備えます。長く乗る人は、足の置き場や座る位置が自分に合うかを確認しましょう。アクシスZより公表重量が重いため、狭い駐輪場での押し引きも試しておきたいところです。
PCXとPCX160は別の車両区分です。中古車を探すときは、名称だけでなく排気量と型式を確認してください。PCXの公式仕様
3. スーパーカブ110:変速操作が負担にならないか
スクーターと違い、走行中に足で変速する操作があります。信号や停車の多いエリアで、その操作が自分に合うかが選びどころです。リアキャリアには、車両と取り付け部品の積載条件を守ってバッグや箱を固定します。
燃費を比べる場合は、定地燃費値とWMTCモード値を混ぜないようにしてください。どちらも実際の配達時の燃費を保証する数字ではありません。チェーンの点検・調整など、スクーターとは異なる整備もあります。スーパーカブの公式情報
4. リード125:雨具や私物をしまいたい人に
メーカー公表のシート下収納は37Lです。雨具、着替え、工具などを持ち歩く人は、自分の荷物が収まるかを確認すると選びやすくなります。容量が十分でも、物の形によっては入らないため、リットル数だけで判断しないことが大切です。
収納と料理を運ぶスペースは分けて考えます。リアボックスを使うなら、箱だけの重量ではなく、内容物を含む積載条件も確認しましょう。リード125の公式仕様
5. ジャイロキャノピー:屋根付きでも悪天候を無理に走らない
ガソリン車のジャイロキャノピーは、Honda公式で2025年10月生産終了モデルと案内されています。今から探すなら、中古車や販売店の在庫について、整備状態と部品の相談先まで確認する必要があります。
屋根とワイパーは雨対策になりますが、横からの雨や風、滑りやすい路面まで防げるわけではありません。三輪だから転倒しない、雨なら必ず高収入になる、とは考えないでください。
改造車や登録区分の違う車両は、免許・保険・走行ルールの確認が必要です。登録手続きだけで自由に区分を変えられるものとして選ばず、販売店と関係窓口に確認します。ジャイロの公式情報
購入前に確認すること
- 自分の免許で運転できるか。上記のアクシスZ・PCX・リード125などは、新基準原付ではありません。
- 見積もりに登録費用、保険、キャリア、箱の取り付けが含まれているか。
- 配達業務を補償する保険と、故障時の搬送・代車の条件。
- 自宅と稼働エリアに、車両区分・大きさに合う駐輪場所があるか。
- 中古車なら、整備記録と消耗品の状態、リコール対応の有無。
車両区分から選び直したい方は自転車・バイク・軽自動車の比較へ。購入後の積載は配達バッグとリアボックスの使い方、雨具は雨の日の配達装備で確認できます。
