Uber Eats(ウーバーイーツ)・出前館・ロケットナウのどの配達でも、交通ルールは同じです。スマホは安全な場所に止まって操作する、交差点で止まる、歩行者を優先する。件数を増やすために省いてよい確認はありません。
自転車は、車道の左側が原則
車道と歩道が分かれた道路では、車道通行が原則です。普通自転車が歩道を通れる例外はありますが、歩道では歩行者優先。歩行者の通行を妨げる場合は一時停止します。「配達中だから」「車道が混んでいるから」というだけで自由に歩道を走れるわけではありません。
一時停止の標識では確実に止まり、左右を確認します。一方通行は補助標識も確認し、「自転車を除く」の指定がなければ自転車も従います。出典:警察庁・自転車の交通ルール。
走りながらのアプリ操作・画面の注視をしない
新しい依頼、住所の入力、メッセージは、通行を妨げない安全な場所で止まってから確認します。ホルダーに固定していても、走行中に画面を注視してよいわけではありません。
自転車のながらスマホは2024年11月に罰則が強化されています。警察庁の案内も確認してください。
イヤホンは「種類だけで安全・合法」と決めない
警察庁は、イヤホンの装着自体が直ちに違反というわけではない一方、安全運転に必要な音や声が聞こえない状態での運転は禁止されていると説明しています。「片耳だから」「オープンイヤーだから」ではなく、周囲の音が聞こえるかが重要です。
使用する場合は稼働地域の規則を確認し、音量や通知に気を取られて周囲の確認が遅れるなら使用をやめましょう。出典:警察庁・自転車のよくある質問。
2026年4月から、自転車の青切符は16歳以上が対象
2026年4月1日から、16歳以上の自転車運転者にも交通反則通告制度が適用されました。酒酔い運転など重大な違反まで、すべて青切符で済む制度ではありません。警察庁の制度説明で対象を確認できます。
自転車のヘルメットは着用が努力義務です。「努力義務だから不要」ではなく、事故の被害を抑える装備として着用しましょう。夜はライト、雨の日は視界と制動距離も確認します。
バイクは、免許区分と道路の制限速度を確認
一般的な125ccバイクは、原付免許だけでは運転できません。新基準原付と従来の原付二種は区分が異なります。車両・免許の比較で整理しています。
2026年9月1日からの生活道路の法定速度見直しも、配達ルートに関係します。標識・標示による指定速度と法定速度を混同せず、生活道路30km/hの対象と例外を確認してください。
事故が起きたら、配達より救護と警察への報告
まず止まり、二次事故を防ぎ、けが人を救護します。必要な救急要請を行い、警察へ事故を報告して指示を受けます。相手がいないから、商品に異常がないからという理由で、そのまま配達を続けないでください。
その後、配達中の状況をサポートと保険会社へ連絡します。警察庁の事故時の措置も確認しておきましょう。
保険は「配達の仕事」が対象かを確認する
配達サービスごとに補償の内容は異なります。たとえばUberの補償制度には対象となる活動・時間・事故などの条件があります。オンラインにしている間は何でも補償される、という理解は避けてください。また、個人で入った保険も業務中の事故を対象外とすることがあります。
自分と相手のけが、他人の物、自分の車両のどれを補償するかを分けて確認します。自転車保険の加入義務は地域の条例も確認してください。Uber公式の補償案内と保険証券を照らし合わせ、不明点は保険会社へ問い合わせましょう。
